2024年6月1日「海のふれあい教室　早めに自由研究スタート⑤世界の海は海藻であふれている！多様な海藻について知ろう」を開催しました。

　始めに、講師の神谷先生（東京海洋大学教授）から、海藻についてのお話がありました。ノリにワカメ、コンブなど日本では多くの海藻が食べられています。海藻の生息する海洋の環境も変化しつつあります。環境の変化と海藻の関係についてお話していただきました。

　お話の後に、海藻採集のために海へと向かいました。最初に打ち上げられている海藻を採集します。打ち上げられている大きな茶色の海藻はホンダワラ類です。よく見ると何種類かの海藻が絡み合っているのが分かります。アカモク、イソモクなどの海藻です。次に海中の海藻を採集します。ヘラを使って剥がしていきます。フダラク、ムカデノリなどを採集することができました。ちょっとぬるぬるした海藻です。形も色も様々な海藻を採集することができました。

　午後からは、採集してきた海藻を標本にしていきました。水の浸したケント紙の上に海藻をのせてきれいに広げていきます。重なった部分はカットしていきます。海藻の名前を調べれば完成です。想像以上に多くの海藻を採集できたようです。持って帰って乾かしてラベルを付けると標本の完成です。