コラム
「三方五湖自然教室 身近にひそむ生きた芸術 珪藻を観察しよう」
2024年11月16日「三方五湖自然教室 身近にひそむ生きた芸術 珪藻を観察しよう」を開催しました。
センター横の川では、川底の石から採集しました。表面が茶色くなっている石を探します。茶色い部分を歯ブラシで擦りとります。次は、磯場へいきます。ここでは、ホンダワラなどの海藻を採集します。砂場では、テングサなどの海藻を採集します。海藻が元気なうちは、珪藻が付きませんが、弱ってくるとくっ付いてくる珪藻を狙います。お目当ての物を採集したら、センターへと戻りました。
できるだけ、茶色い濁った部分から。とのアドバイスを受けて、茶色い部分をスポイトで掬ってスライドガラスにのせてカバーガラスを被せれば、プレパラートの出来上がりです。顕微鏡で覗けば、プランクトンの世界が広がっていきます。丸や三角形、四角形と珪藻の形は様々です。上から見たり、横から見たり、見る方向によって三角形だったり、四角形だったりするのが珪藻の面白いところです。全体像を図鑑で調べながら観察していきました。
海にも川にも、湖にも水槽の中にも水があるところならどこにでも珪藻が存在しています。色々な珪藻を観察してみて下さいね。