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コラム

2025年3月19日(水曜日)

「三方五湖自然教室 バードウォッチング ハクチョウの塒(ねぐら)立ち」を開催しました。

2025年2月9日「三方五湖自然教室 バードウォッチング ハクチョウの塒(ねぐら)立ち」を開催しました。

 里山里海湖研究所、野鳥観察棟に集合してもらいました。ハクチョウが休む菅湖へと向かいました。湖上に固まって休んでいます。しばらく待つと、そろそろ飛び立つのでしょうか。羽をはばたかせています。そのうち、ハクチョウは沖へと泳いでいきます。一体いつになるのか、1時間程待った後、沖の群れが飛び立ちました。何回か方向を変えてジグザグしながら上昇していきます。山の向こうへと飛んでいくのを見届けてから、藤井方面へと向かいます。飛び立ったハクチョウが田んぼに降り立つのを見に行きます。

 ハクチョウたちは、すでに田んぼに降り立ち、食餌中でした。水をぬかずにそのままにしておいた状態の田んぼを「ふゆみずたんぼ」といいます。ふゆみずたんぼでは、収穫の終わった稲に二番穂という稲がつきます。ハクチョウたちは、田んぼで泥だらけになりながら、二番穂などの食べられるものを探しています。越冬するために必死になって食餌をしています。大きな白いハクチョウたちの中に、灰色の小さな鳥が、オオヒシクイです。1羽ですが、ハクチョウたちと混じって食餌をしていました。

 若狭町で越冬したハクチョウやカモたちは、春を迎える前に北へと帰っていきます。冬が始まる頃、若狭町に飛来してくれると嬉しいですね。

 

 

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