2022年9月3日(土)、海のふれあい教室「漁業に挑戦しよう①定置網」を開催しました。

　早朝４時１５分、若狭町の世久見漁港に集合しました。今回お世話になったのは世久見大敷網組合の漁師さんたちです。大きな定置網漁船に乗船させて頂きました。出航後、１５分くらいで定置網が仕掛けられた沖合に到着し、日の明かりが薄っすらとする中、網上げの様子を見学しました。とても大きな網ですが、船の上に積まれた機械を使って上手に引き上げられていきました。網に入った魚の影が見えてくると、子供たちはとても興奮している様子でした。漁港に戻った後は、水揚げされたいろんな魚が仕分けられていく様子を見学しました。その後、漁師さんへの質問タイムでは、「これまで一番大きかった魚は？」等の質問が相次ぎ、とても盛り上がりました。最後に定置網に魚が入る仕組みなどのお話をして講座を終了しました。

　今回は、サラワ、シイラ、アカカマス、ブリ、カンパチ、シロサバフグ、マアジ、アイゴ、アカヤガラ、ハモ、スズキ、カワハギ、エソなどのたくさんの魚やイカを目にすることができました。

　参加者からは、「魚がいっぱい泳いでいるところをみてワクワクしました。」、「海がきれいで感動しました。」などの感想をいただきました。乗船中、船酔いしてしまった方もいましたが、それも含めて貴重な体験になったのではないかと思います。