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コラム

2022年11月27日(日曜日)

三方五湖自然教室「海水が流れ込む湖 久々子湖で生きものをつかまえよう」を開催しました。

 2022年10月2日、今回の体験場所は、三方五湖の1つ「久々子湖」です。みなさんは「汽水(きすい)」という言葉を知っていますか?川の水と海の水が混じりあうところは汽水域と呼ばれ、海と川を行き来するような生きものが見られます。久々子湖は海のすぐ近くにあり、海水がよく流れ込むので「汽水湖(きすいこ)」と言われています。ここにはどんな生きものがいるのか、タモ網を使って採集し、観察しました。

 講師としてお世話になったのは、福井県環境アドバイザーの小嶋氏、武田氏です。はじめに、久々子湖の特徴やラムサール条約湿地についてお話を聞きました。その後は久々子湖の浅瀬に入り、生きものの捕まえ方を教えていただきました。参加された方々は次々と生きものを採ることができ、マハゼやシマイサキ、テナガエビなど、汽水域をすみかとしている生きものたちをたくさん観察することができました。その後、採れた生きものについて解説があり、講座を終了しました。

 参加者からは「久々子湖にこんなにたくさん生きものがいると思わなかった」、「久々子湖の自然について勉強になった」などの感想をいただきました。

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