コラム
三方五湖自然教室「三方湖でくらす生きものを観察しよう」を開催しました。
2022年10月15日、三方五湖自然教室「三方湖でくらす生きものを観察しよう」を開催しました。
今回の体験場所は三方五湖の1つ「三方湖」です。三方五湖は湖によって塩分濃度が異なっており、見られる生きものも湖によって異なります。三方湖は唯一の淡水湖でコイやフナなど身近な生きものがくらしています。また、冬には400年以上つづく伝統の「たたき網漁」が行われていることも有名です。
講座では、はじめに、福井県立大学海洋生物資源学部の富永先生より、三方湖の生きものや、問題となっている外来生物についてお話をしていただきました。その後、船に乗って外来生物を捕獲するためのワナを見学しました。中身を確認すると、大きなフナやウナギなど、もともと三方湖で見られる魚のほか、外来生物のアカミミガメやブルーギルが入っていました。その後、どれくらいの大きさなのか計測したり、じっくりと観察して学び、講座を終了しました。
参加者からは、「新しい発見ができて楽しい」などの感想を頂きました。今回の体験を機に、三方湖のことや外来生物の問題について興味をもつきっかけになればと思います。