2023年9月16日（土）、海のふれあい教室「漁業に挑戦しよう①定置網」を開催しました。

早朝4時15分、若狭町の世久見漁港に集合しました。今回お世話になったのは、世久見大敷網組合の漁師さんたちです。大きな定置網漁船に乗船させていただきました。5時に港を出航し、20分ぐらいで定置網が仕掛けられた沖合に到着しました。日の明かりがうっすらとする中、網揚げの様子を見学しました。とても大きな網ですが、船に積まれた網を巻き上げる機械を使って、上手に引き上げられていきました。網に入った魚影が見えてくると、参加者たちは興奮している様子でした。大きなたも網がクレーンで引き上げられ、魚をすくっては船内に取り入れる様子も迫力がありました。漁港に戻ると、早速魚の仕分け作業を見学しました。シイラやサワラ、カジキなどたくさんの魚が水揚げされていました。その後、漁師さんへの質問タイムを設けました。「これまでで一番大きかった魚は何ですか？」などたくさんの質問に答えていただきました。最後に定置網についての話をして講座を終了しました。

　今回は、サワラ、シイラ、カジキ、アカカマス、カンパチ、ブリ、マアジ、アイゴ、スズキ、カワハギ、エソ、マイワシ、マダイなどの魚やイカ類も獲れました。

　参加者からは、「経験したことがない定置網漁が目の前で見られてとても迫力がありました。」「貴重な漁師さんの話が聞けてうれしかったです。」などの感想をいただきました。乗船中、船酔いをしてしまった子もいましたが、それも含めて貴重な体験になったのではないかと思います。