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コラム

2024年10月16日(水曜日)

「海のふれあい教室 早めに自由研究スタート④海藻採集と標本作り」を開催しました。

2024年5月19日「海のふれあい教室 早めに自由研究スタート④海藻採集と標本作り」を開催しました。

「海藻は、何種類くらい、採集できるでしょうか?」というクイズから、講座をスタートしました。25種類、26種類?30種類と答えた方もいらっしゃいました。さあ、何種類の海藻が採集できるのでしょうか?

 磯場、センター前の浜で採集を行いました。ホンダワラ類の大きな海藻、アオサなど緑藻も採集しました。海藻採集用ヘラを使って黙々と採集する中学生、まだ冷たい海水をものともせずにざぶざぶと海の中に入って採集する小学生、皆さん、熱心に採集されていました。

 採集後、吉川先生(福井県立大学海洋生物資源学部教授)に本日採集した海藻についてお話ししていただきました。春の海で採集できるワカメは茶色の海藻ですが、お湯に浸けると鮮やかな翡翠色になります。ワカメをお湯の中に入れて色が変わる様子を観察しました。色の変化には、ワカメの持っている色素が関係しています。

 午後からは、標本作りを行いました。アカモク、イソモク、ヨレモク、ヤハズモク、ホンダワラ類は、若狭湾の海中で海中林「なのりその森」を作る海藻ですが、見分けが難しいですね。気泡の形などから見分けていきます。ケント紙に海藻を広げて標本にしていきます。ぬるぬるした海藻、枝葉の多い海藻など少々苦戦しながら仕上げていらっしゃいました。標本は、乾燥させて出来上がりです。ぜひ、よい標本に仕上げてくださいね。

 

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