コラム
「海のふれあい教室 じゃこ天を作ってみよう」
2024年12月8日「海のふれあい教室 じゃこ天を作ってみよう」を開催しました。
大きな口にギザギザした歯をもった魚、エソの登場です。講師の子末さん(大島漁業協同組合女性部部長)が、持ってきてくださいました。エソを見たのは初めてという方もいたのではないでしょうか。エソは、小骨が多く調理が難しい魚ですが、白身の上品な味わいの魚です。もちっとした身は、かまぼこなどの練り製品に重宝される魚です。エソで作られた生地を使ってじゃこ天作りをしました。
予め用意していただいた生地に紅ショウガ、コーン、玉ねぎなどを入れて少しこねます。その後、型抜きしたり、俵型にしたり、好きな形にしていきます。140度の油でじっくり揚げていくとふっくらとしていきます。こんがりキツネ色になれば出来上がりです。香ばしいよい匂いがするじゃこ天を口にすれば、美味しさで顔がほころびます。
じゃこ天の本場、四国以外でもじゃこ天は食べられています。地元で捕れる魚を使ったその地域ならではのご当地じゃこ天を見かけたら、ぜひ、食べて見てください。それぞれの郷土が伝えてきた魚とその調理法を味わってみてください。