コラム
海のふれあい教室「夏の砂浜で生きものを観察しよう」を開催しました
2021年7月24日(土)小浜市の西津浜において、海のふれあい教室「夏の砂浜で生きものを観察しよう」を開催しました。
参加者15名が会場の小浜市の若狭高等学校海洋キャンパスに集合しました。
この日は全国トップクラスの猛暑となる中での開催となりました。
この講座は長年、若狭高校生(旧小浜水産高校生)たちが中心となって続けてきた調査をもっと多くの人にも関わって頂きたいということで始まりました。過去から現在に至るまで、発見される生きものを記録し続けることで見えてくるものがあるかもしれません。
講座では、福井県立大学の学生さんや若狭高校の生徒さんたちが中心となって調査や解説を行いました。学生さんたちの声かけのもと、キャンパス前の西津浜に移動し、ケタ網と呼ばれる網口1.5m程度の大きな網をみんなで引いて生きものを採集しました。採集した生きものは海洋キャンパスに持ち帰り、種類を判別し、大きさや重さの測定を行いました。
今回はマハゼやヒナハゼといったハゼの仲間やコウイカの赤ちゃんなど、様々な生きものが採集されました。秋の調査ではまた違った生きものが見つかるかもしれません。
参加者からは、「普段見かけない魚や水族館でしか見たことないクラゲやイカが採れて感動した。」「網を引くのが楽しかった」といった感想がありました。