コラム
三方五湖自然教室「サケの遡上を観察しよう」を開催しました。
2021年11月20(土)、三方五湖自然教室「サケの遡上を観察しよう」を開催しました。
三方五湖に流れ込む河川の1つ、はす川には、毎年サケが遡上しています。
海浜自然センターでは平成26年以降、この観察会を続けており、今年もサケを観察することができました。
サケは川で産まれた後、海に下り、北海道よりもさらに北の遠い海で過ごした後、大きく成長してそれぞれ自分が産まれた川に帰ってきます。
観察会では、はす川の上流から下流に向かって約1.2km散策し、参加者には観察地点ごとにサケの数を記録していただきました。今年の遡上数はやや少ない印象でしたが、16匹ものサケを観察することができました。中には、大きいもので全長80cmくらいありそうなサケもいました。大変な長旅をして帰ってきたサケたちに向けて、参加者からは「おかえりー!」などと声があがりました。
今回産みつけられた卵は、冬の間に生まれ、5月頃までには三方五湖を通って沖合に出ていきます。はす川に戻ってくるのは約4年後です。みんな無事に戻ってこれると良いですね。