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コラム

2022年1月31日(月曜日)

三方湖でソウギョが発見されました。

2022年1月25日に三方湖でソウギョが発見されました。

三方湖では、冬季にコイやフナを獲るため伝統のたたき網漁が行われており、そこで漁獲されました。その大きさはなんと、約1.1メートル、重さ20kgほどの巨体です。ソウギョはもともと中国原産の魚で、日本には1940年代に食料増産のためにつれてこられました。その後、水草を好んで食べるという変わった食性から、除草目的で各地に放流されました。1968~1969年には三方湖でも放流された記録がありますが、発見されたのは12年ぶりです。

三方湖周辺では稚魚が発見されておらず、国内で自然繁殖できると言われる水域は一部に限られることから、「過去の生き残りではないか!?」という声もありますが、一般的に知られている寿命はせいぜい15年ほど。生き残りであれば50歳以上となります。実際のところはなんとも言い切れませんが、今は弱っているため元気になるようセンターで飼育している状況です。

現在2月末まで休館予定としておりますが、休館開けには元気な姿を皆様にお見せできるよう関係スタッフ一同頑張ります。

 ※2022年12月4日、ソウギョの展示を終了しました。

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