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コラム

2022年10月25日(火曜日)

三方五湖自然教室「田んぼで魚の赤ちゃんをつかまえよう」を開催しました。

 2022年6月19日(日)、若狭町鳥浜地区の水田にて、三方五湖自然教室「田んぼで魚の赤ちゃんをつかまえよう」を開催しました。

 はじめに福井県立大学海洋生物資源学部の富永先生より、なぜ田んぼでコイやフナなどの魚の赤ちゃんを育てているのかお話頂きました。また、田んぼの持ち主の「美しい鳥浜を創る会」の岩本さんより、魚が水路と田んぼを行き来できる「水田魚道(すいでんぎょどう)」についてお話頂きました。今回の田んぼには水田魚道があるので、春になると魚たちが卵を産むためやってきます。今回の体験では、ここで産まれ成長した魚の赤ちゃんたちを皆でつかまえました。

 水田に向かうと、水の中には小さな魚の群れが見えました。網ですくうと3cmくらいのフナの赤ちゃんの他、ドジョウやナマズ、カエルなど、たくさんの生きものが見つかりました。皆で手分けして種類や数を記録した後、三方五湖につながる水路に放しました。元気に大きく育つと良いですね。

 そのほか、参加者からは、「地元でもこのような場があると良い。」、「大きくなったらタガメのいる田んぼをつくると子供が言っています。とても満足していました。」などの感想をいただきました。

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