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コラム

2023年1月6日(金曜日)

海のふれあい教室「魚の体のしくみを知っておいしく食べよう」を開催しました。

北陸の冬を代表する高級魚、ブリは、出世魚としても知られています。モジャコ、ツバス、ブリと成長するにつれて名前が変わっていきます。今日は、そんなツバスを使って、魚の体のしくみを学習しました。最初に、センター職員が解剖の方法を実演した後に、参加者の皆さんにも解剖をしていただきました。

水中で生活する魚は、エラという器官で呼吸をします。エラを確認した後に、お腹を開いて内臓を見ていきました。幽門垂(ゆうもんすい)、腸、胃などがあります。折りたたまれていた腸を引き延ばしていくと想像以上に長いことに気づきます。魚の体の倍はあったのではないでしょうか。胃も開けて中身を観察します。大きく膨らんだ胃袋から10㎝位のアジが出てきたのには驚きましたね。解剖の後は、角野さん(民宿かどのさん)から、魚をおろす方法を教えていただきました。魚をおろすときの姿勢、魚の置き方など基本から教えていただきました。参加者の皆さんは、苦戦しながら、おろしていらっしゃいました。おろした後は、ホイル焼き、バター焼きに調理、試食していただきました。

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