海浜自然センターがある若狭町は梅の産地です。若狭町の梅も白い花を咲かせる季節になりました。今日は、風はやや冷たかったのですが、春の息吹を感じながら探鳥会を行いました。

初めに、センターから、岩の上にちょこんととまっているセグロカモメなどを観察しました。その後に、近くの松林でも観察を行いました。そっと静かに双眼鏡を覗けば、野鳥の声や姿が見えます。空を見上げると、トビが忙しそうに木の枝を掴んで飛んでいます。巣の一部にするのでしょうか。野鳥たちの行動からも春を感じますね。

探鳥会の後は、講師の平城先生（日本野鳥の会福井県嶺南ブロック会員）から、この冬、三方五湖に飛来した野鳥についてのお話をしていただきました。コハクチョウとマガンが群れで飛び立つ様子を動画で見せていただきました。何種類ものカモたちや、コハクチョウそしてオジロワシの来シーズンの訪れが楽しみですね。