コラム
「海のふれあい教室 早めに自由研究スタート!未来の海のために!海ゴミ調査にチャレンジ!」
2023年5月13日「海のふれあい教室 早めに自由研究スタート!未来の海のために!海ゴミ調査にチャレンジ!」を開催しました。
本日の講師は、若狭湾を拠点に、海ゴミを資源に変える方法を模索する団体「アノミアーナ」代表の西野さんです。初めに、西野さんから、若狭湾に漂着する海洋プラスチックの現状についていお話ししていただきました。その後に、調査をするために浜へと行きました。
浜では、黄色いロープを使って10m×10mの四角を2つ作ってサンプリング範囲を設定しました。四角の中の漂着物をサンプリングします。大きな丸いうき、プラスチック製のケースなど大きな物もいくつか落ちていました。その後に、細かなプラスチック製品をサンプリングしていきました。春の海岸には、ホンダワラなどの海藻がたくさん打ちあがっています。海藻の下にも小さなプラスチック製品を見つけることができました。海藻に絡みついているロープなどは、サンプリングに手間がかかりました。サンプリング終了後、プラスチック製品をセンターまで持って行き、分別、重量を計測していきました。結果を棒グラフや円グラフなどを使ってまとめました。最後に、考察、感想を書いて完成させました。「10m×10mの中でゴミを拾って合計11,004g(約11Kg)のゴミが落ちているのが分かった。美しい海を守るためにゴミを拾える時に拾えたらいいなと思います。」「大きなゴミは拾いやすいが、小さなゴミは拾いにくくて大変だと思いました。」などの感想が寄せられました。海洋プラスチックは、その他の海岸でも打ち上げられます。近くの海岸でも調べてみてくださいね。