コラム
海のふれあい教室「プランクトンの世界をのぞいてみよう」を開催しました。
2022年5月7日(土)海のふれあい教室「プランクトンの世界をのぞいてみよう」を開催しました。
波も穏やかで風も心地よいプランクトン採集日和となりました。
最初に福井県立大学 海洋生物資源学部 近藤教授から、プランクトンについてお話をしていただきました。プランクトンは、海の中を漂う小さな生きものたちです。植物プランクトンは光合成を行い養分を作ります。小さな植物プランクトンや動物プランクトンを食べて魚など海の生きものは大きくなります。小さな生きものですが、プランクトンは、海の中で重要な働きをしています。
お話の後は、プランクトンネットを使ってプランクトンを採集しました。プランクトンネットを海の中に入れて、引き上げます。プランクトンネットに溜まった海水を容器に入れます。小さなプランクトンがくるくる回っているのが見えることもあります。でも、まだ、肉眼でははっきりとは見えません。
小さなプランクトンを見るためには、顕微鏡の出番です。双眼実態顕微鏡、生物顕微鏡、2種類の顕微鏡を使って観察しました。最初はピントを合わせるのに戸惑っていても慣れてくると、たくさんのプランクトンに出会うことができました。
「色々なプランクトンを見ることができてよかった」「自分たちでプランクトンを採集して観察できたのがよかった」などの声が寄せられました。根強いファンがいるプランクトン観察講座ですが、11月にも「三方五湖自然教室 身近にひそむ生きた芸術 珪藻をみてみよう」を開催します。楽しみにして下さいね。