2023年2月11日(土)、小浜市仏谷地区において、海のふれあい教室「漁業に挑戦しよう！②若狭かき」を開催しました。

　この講座は、小浜市の仏谷地区で「若狭かき」の養殖をされている漁業者さんやカキの研究をされている福井県立大学の富永教授、地域の海の環境保全に尽力されている小浜市海のゆりかごを育む会の方たちの協力のもと開催しました。
　講座中、船からカキを吊り上げて漁港に引き上げる様子やカキを養殖ロープから外す様子を見学しました。養殖ロープにはたくさんのカキがついており、その重量感や作業の豪快さに参加者の皆さんは驚いている様子でした。漁業者さんたちからカキの剥き方も教わりました。ほかにも、カキを綺麗に磨いている様子、赤ちゃんカキがついたホタテの殻をロープに取り付けている様子を見学したり、漁業者さんたちとの会話を通してカキ養殖のことをたくさん教えて頂きました。
　会場を移動した後、講師の富永教授からカキの生態について、また小浜市海のゆりかごを育む会の大住さんから、カキが育つ環境を守る活動についてお話を聞きました。
　最後に、若狭かきの蒸し牡蠣を試食して講座を終了しました。
　参加者からは「日本海でカキの養殖を行っていることを初めて知った」、「最後に食べたカキがすごく美味しかった」、「養殖の大変さを知ることができた」といった感想がありました。

　今回は、若狭湾で養殖されている美味しい水産物を知ることで、それを育んでいる若狭湾の豊かさを知ることができたのではないでしょうか。